2012 大晦日 其の2 - 2012.12.31 Mon
前回からの続きです
今年もあっという間の一年で本当に充実した一年を送ることができました
貴重な時間を割いて見に来て下さった多くの方に心より感謝を申し上げます
本当にありがとうございました
手伝いに来てくれた友達、支えてくれた家族、ほんまにありがとう
来年もよろしくね
今年も多くのことを経験、勉強させてもらいました
春の福岡の遠征では、反省することがあまりに多くて悔しい思いもいっぱいして・・
夏以降の陶器まつり等のイベントの連続では制作が追いつかず
満足のいく形で出展することができませんでした
来年はもっと出展を増やしていく予定で自分がやるべきことは明確で
ただひたすらに技術を磨いていきたい、それだけです
時には、せっかく足を運んできてくださったのに期待に応えられなかったこともあり・・
本当に申し訳なく思うとともに
今後はこういうことがないように気を引き締めていきたいです
後、作風の幅が広いので全て自分で作ってるというアピールもしっかりしていかないとダメですね
たまに仕入れ品と思われることもあるので、ディスプレイ関係も力入れていこうと思ってます
・・・色々なところに出展するようになって先月の11月を境に3年目を迎えることができました
そして、来年がこの仕事を始めて10年目の節目にあたる年になります
飲食店でホールのバイトをしたり陶芸教室のスタッフやったりと下積みが
けっこう長かったのですがこうやって10年目を迎えることができ、嬉しく思います
ほんとに興味が沸いて出展してみた、っていうきっかけから
こんなにも世界が広がり環境が変わるとは正直なところ思ってなくて・・
ただただ、面白くてしょうがないんですよね
これからも色んなところに出展してお客様と直接色んなことを
感じあえたら良いなぁって思います
自分の目指す部分は過去にも書いた自己紹介の内容と何にも変わってません
手探りでも、少しづつでも前に進んでいけたらいいと思ってます
清水焼の職人を目指して、伝統を受け継いでいく人間として技術を磨いていきたいです
技術の向上においても色んなところで実感することができました
絵付けでも最初は1時間掛かるものが今では30~40分程度に短縮できてます
ロクロも早くなった分、装飾に時間を掛けることができたり
手間を手間だと思わなくなった作業もあります
それでもまだまだ職人としては及ばないと思いますし
色んなことにチャレンジしていきたいと思ってます
そして何よりも、自分の器を通して普段の生活に華を添えることが少しでもできているという気持ちをこれからも大切に頑張っていきたいです
最後に、来年の活動の予定ですが
今まで通りの活動、手づくり市や陶器まつりの出展がメインになると思います
それに追加する形で京都以外の出展も予定しています
今のところ、大阪、名古屋のイベント出店を予定していますので
また決まり次第、報告させてもらいます
初めての個展も考えてみたり・・・
ネットショップに関しては年内に間に合わず現在準備中です
正直なとこ、もう少し時間が掛かりそうなんですが・・
この辺りももう少し形が出来上がってから報告したいと思います
・・今年も健康に過ごせて新年を迎えられて良かったです
どうぞまた2013年もよろしくお願い申し上げます
それでは、2012年、ありがとうございました!
今年もあっという間の一年で本当に充実した一年を送ることができました
貴重な時間を割いて見に来て下さった多くの方に心より感謝を申し上げます
本当にありがとうございました
手伝いに来てくれた友達、支えてくれた家族、ほんまにありがとう
来年もよろしくね
今年も多くのことを経験、勉強させてもらいました
春の福岡の遠征では、反省することがあまりに多くて悔しい思いもいっぱいして・・
夏以降の陶器まつり等のイベントの連続では制作が追いつかず
満足のいく形で出展することができませんでした
来年はもっと出展を増やしていく予定で自分がやるべきことは明確で
ただひたすらに技術を磨いていきたい、それだけです
時には、せっかく足を運んできてくださったのに期待に応えられなかったこともあり・・
本当に申し訳なく思うとともに
今後はこういうことがないように気を引き締めていきたいです
後、作風の幅が広いので全て自分で作ってるというアピールもしっかりしていかないとダメですね
たまに仕入れ品と思われることもあるので、ディスプレイ関係も力入れていこうと思ってます
・・・色々なところに出展するようになって先月の11月を境に3年目を迎えることができました
そして、来年がこの仕事を始めて10年目の節目にあたる年になります
飲食店でホールのバイトをしたり陶芸教室のスタッフやったりと下積みが
けっこう長かったのですがこうやって10年目を迎えることができ、嬉しく思います
ほんとに興味が沸いて出展してみた、っていうきっかけから
こんなにも世界が広がり環境が変わるとは正直なところ思ってなくて・・
ただただ、面白くてしょうがないんですよね
これからも色んなところに出展してお客様と直接色んなことを
感じあえたら良いなぁって思います
自分の目指す部分は過去にも書いた自己紹介の内容と何にも変わってません
手探りでも、少しづつでも前に進んでいけたらいいと思ってます
清水焼の職人を目指して、伝統を受け継いでいく人間として技術を磨いていきたいです
技術の向上においても色んなところで実感することができました
絵付けでも最初は1時間掛かるものが今では30~40分程度に短縮できてます
ロクロも早くなった分、装飾に時間を掛けることができたり
手間を手間だと思わなくなった作業もあります
それでもまだまだ職人としては及ばないと思いますし
色んなことにチャレンジしていきたいと思ってます
そして何よりも、自分の器を通して普段の生活に華を添えることが少しでもできているという気持ちをこれからも大切に頑張っていきたいです
最後に、来年の活動の予定ですが
今まで通りの活動、手づくり市や陶器まつりの出展がメインになると思います
それに追加する形で京都以外の出展も予定しています
今のところ、大阪、名古屋のイベント出店を予定していますので
また決まり次第、報告させてもらいます
初めての個展も考えてみたり・・・
ネットショップに関しては年内に間に合わず現在準備中です
正直なとこ、もう少し時間が掛かりそうなんですが・・
この辺りももう少し形が出来上がってから報告したいと思います
・・今年も健康に過ごせて新年を迎えられて良かったです
どうぞまた2013年もよろしくお願い申し上げます
それでは、2012年、ありがとうございました!
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2012 大晦日 其の1 - 2012.12.31 Mon
今日で2012年が終わりますね
注文をいただいていた、干支の陶板の制作にかかっていたので大晦日の更新になりました
まずは新作の画像を・・

スープカップ(小)

比較です
思っていたより大きさが変わらなくなってしまって、特徴が薄くなってしまったかな
もう少し小さくしてソーサー付けたりしようかなと思ったり・・
もっと突き詰めていきたいですねぇ
取っ手は新しく型を作ってます
で、もう一つが・・

マグカップ
以前にも作ったマグカップをやっと作ることができました
見た目以上に薄くて軽いです
お客様とお話ししたこともあるのですが、取っ手を付けて焼くと
取っ手の重さに引っ張られて本体が歪んでしまうんですね
形もありますし、土、焼成の温度も関係します
もちろん本体に厚みを残すと歪みはでなくなりますが
薄手なものほど歪むのでその歪みを防ぐために「伏せ焼き」という工程があります
磁器の器にするのが一般的だと思うのですが
その名の通り、器を伏せて焼きます
トチンと言われる台のようなものをロクロで作り伏せて焼きます
窯内で作品は高温にさらされ収縮していくのでその時に歪みが起こりますが
トチンに伏せて焼くと、トチンも器と同じように収縮していくので歪みがほとんどでません
画像がこれ

このようにしていつも焼いてます
スープカップの場合だと
・内側、外側と違う釉薬の掛け分け
・裏底の茶色は顔料を塗る
・口元の釉薬を剥がして伏せて焼く
という工程があるのでどこかで失敗をすると作品を並べることもできません
取っ手の付け根の釉薬が縮れることもあります
一番ヒドイのがトチンと器がくっついて取れません、最近はないですけどね(笑)
作業のクオリティをもっと上げていく必要があるなぁといつも思います
9月の文化博物館に間に合わせたくてカップ・ソーサーを作ったのですが
薄手になりすぎ歪んで全滅ということもありました

歪むと卵のような形になっちゃいます
どの程度の歪みが許されるかは人それぞれなんですけどね
ソーサーだけがキレイに焼けるという・・・
実はこういう失敗もありました
もっと技術を磨いていかなければ・・・!
3色のシリーズ、特に取っ手の付いた作品たちはまだまだやりたいことがあります
シンプルなのですが自分の中で本当に奥が深いです
同じ器に色違いのものを組み合わせていくというのがコンセプトでした
出展を繰り返していくごとに色んな方からの嬉しいお言葉を頂いて
作り出した頃から種類も増えて今でもずっと作らせてもらってます
本当にお客様に育ててもらった作品なんだなぁと思える、自分にとっても特別な存在です
今後も大切に、そしてもっと技術を磨いていいもの作りたいです
何より足を運んでもらって見に来てくれるお客様に本当に感謝です
本当に・・・ほんまにありがとうございました
長くなったので其の2に続きます
注文をいただいていた、干支の陶板の制作にかかっていたので大晦日の更新になりました
まずは新作の画像を・・

スープカップ(小)

比較です
思っていたより大きさが変わらなくなってしまって、特徴が薄くなってしまったかな
もう少し小さくしてソーサー付けたりしようかなと思ったり・・
もっと突き詰めていきたいですねぇ
取っ手は新しく型を作ってます
で、もう一つが・・

マグカップ
以前にも作ったマグカップをやっと作ることができました
見た目以上に薄くて軽いです
お客様とお話ししたこともあるのですが、取っ手を付けて焼くと
取っ手の重さに引っ張られて本体が歪んでしまうんですね
形もありますし、土、焼成の温度も関係します
もちろん本体に厚みを残すと歪みはでなくなりますが
薄手なものほど歪むのでその歪みを防ぐために「伏せ焼き」という工程があります
磁器の器にするのが一般的だと思うのですが
その名の通り、器を伏せて焼きます
トチンと言われる台のようなものをロクロで作り伏せて焼きます
窯内で作品は高温にさらされ収縮していくのでその時に歪みが起こりますが
トチンに伏せて焼くと、トチンも器と同じように収縮していくので歪みがほとんどでません
画像がこれ

このようにしていつも焼いてます
スープカップの場合だと
・内側、外側と違う釉薬の掛け分け
・裏底の茶色は顔料を塗る
・口元の釉薬を剥がして伏せて焼く
という工程があるのでどこかで失敗をすると作品を並べることもできません
取っ手の付け根の釉薬が縮れることもあります
一番ヒドイのがトチンと器がくっついて取れません、最近はないですけどね(笑)
作業のクオリティをもっと上げていく必要があるなぁといつも思います
9月の文化博物館に間に合わせたくてカップ・ソーサーを作ったのですが
薄手になりすぎ歪んで全滅ということもありました

歪むと卵のような形になっちゃいます
どの程度の歪みが許されるかは人それぞれなんですけどね
ソーサーだけがキレイに焼けるという・・・
実はこういう失敗もありました
もっと技術を磨いていかなければ・・・!
3色のシリーズ、特に取っ手の付いた作品たちはまだまだやりたいことがあります
シンプルなのですが自分の中で本当に奥が深いです
同じ器に色違いのものを組み合わせていくというのがコンセプトでした
出展を繰り返していくごとに色んな方からの嬉しいお言葉を頂いて
作り出した頃から種類も増えて今でもずっと作らせてもらってます
本当にお客様に育ててもらった作品なんだなぁと思える、自分にとっても特別な存在です
今後も大切に、そしてもっと技術を磨いていいもの作りたいです
何より足を運んでもらって見に来てくれるお客様に本当に感謝です
本当に・・・ほんまにありがとうございました
長くなったので其の2に続きます